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M7級首都直下地震、4年内70%について【地震防災(一般家庭)】

1月23日衝撃的?な首都直下地震に関するニュースが流れました。

M7級首都直下地震、4年内70%…東大地震研
(2012/01/23 読売新聞)

東京大学地震研究所(東大地震研)に確認したところ、
この記事は同研究所開催の第897回地震研究所談話会(2011年9月)で
発表された「首都圏地域における地震活動度の変化」が
元記事になっているとのことでした。

第897回地震研究所談話会


では、このニュースの解説をしてみます。

主なポイントは

①「4年以内に起きる可能性は70%」とは
 どのような基準で算出されているのか?

②政府の地震調査研究推進本部の発表している
 「今後30年間で70%程度」との相違の理由はどこにあるのか?

③M7クラスの地震がおきるとどれくらいの被害が出るのか?

というあたりではないでしょうか。


①と②については東大地震研から公式の見解が出ていますので、
こちらを参照いただくのが一番わかりやすいと思います。

2011年東北地方太平洋沖地震による首都圏の地震活動の変化について


③については政府の地震調査研究推進本部より
2004年に試算が出ています。

・建物全壊棟数・消失棟数 約850,000棟
・死者約 11,000人
・経済被害 約 112兆円

shutochokkahigai.gif
試算の詳細(首都直下地震の被害想定/PDF)

特に、東日本大震災と比較して被害が大きくなるのは
建物被害と経済被害であり、この経済被害の
甚大さについては以前もブログで指摘しています。

(ご参考・東日本大震災の被害状況との比較)
     東日本大震災  首都直下地震
建物全壊 約128,500棟 < 約850,000棟
経済被害 約20~30兆円 < 約112兆円

(ご参考・経済被害の甚大さについて)
過去記事(2010/7/6):
首都圏直下地震がおきたら都市としての「東京」はどうなるの?

M7クラスの首都直下型地震の揺れの大きさは、
阪神大震災時の映像からも読み取れます。

阪神淡路大震災 発生の瞬間(Youtube)


東大地震研では

首都直下地震のような直下型の地震の場合は,家屋の倒壊や家具の転倒による死者が8割を占めると言われています.実際,阪神・淡路大震災の時はそうでした.逆に言うと,耐震補強をして,家具を留めれば,8割も被害を軽減できるのです。

と指摘されています。

まずは、地震から命を守るために、
自ら地震対策を用意することが何よりも大切なのです。



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TAG : 地震予測 地震発生確率 東京大学地震研究所 首都直下型地震 巨大海溝型地震

緊急地震速報って使える?【地震防災(一般家庭)】

8月11日で東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)から
5ヶ月が経過しました。

さて、
3月11日の大震災から~1ヶ月ほどは、
特に関東東北地方では、かなり頻繁に
緊急地震速報の警告音を耳にしたことと思います。

kinkyujishinsokuhou.jpg
TVに表示される緊急地震速報

(ご参考)緊急地震速報とは(気象庁)

2009年4月から2010年3月までの1年間で
5回しか発表されなかった速報が
大震災後の1カ月間でなんと53回も発表されています。

(ご参考)緊急地震速報の発表状況(気象庁)


最初のうちは「またあの揺れが来るのか」とかなり身構えていた方々も、
段々慣れてきてしまったり、誤報が多かったりして、
「どうせ大したことない」と聞き流すようになった人も
増えてきているのではないでしょうか。

というのも実は今までは、約65%が誤報だったのです。
しかし、この精度が先週大幅に上がったとのニュースがありました。

(ご参考)緊急地震速報、精度向上へ
的中率3割から6割強に
 (8/10 asahi.com)

(ご参考)気象庁資料(PDF)


本来は3割の精度であっても
毎回地震から身を守る行動をとるべきですが、
ただこうした精度の向上によって、
改めて地震対策への意識が高まることを
期待したいと思います。


また、緊急地震速報は一部のスマートフォンなど
携帯電話の機種によっては、受信できないものがありました。

(注)緊急地震速報アプリを使うことで対応可能なものもあります。

(ご参考)緊急地震速報や連絡ツールも
災害対策に役立つiPhone、Androidアプリ
(3/18 はてなブックマークニュース)


こちらも各社続々と、「緊急地震速報の受信対応」を発表しています。

(ご参考)
KDDI、9月末に「HTC EVO WiMAX」を Android 2.3 へ
(8/12 japan.internet.com)

ドコモの「AQUOS PHONE SH-12C」、緊急地震速報に対応
(7/21 ケータイwatch)

ソフトバンク、緊急地震速報など対応のスマートフォン「009SH」
(7/19 ケータイwatch)


スマートフォンを使っていてもアプリ自体を
インストール、活用していない人が意外と多いと思います。

そのような人にとっては、こうした携帯電話会社の動きにより、
新たに緊急地震速報を受け取ることができるようになります。


最後になりますが、緊急地震速報が発表された際には、
まず身の安全を確保することが最重要であることは
いうまでもありません。


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TAG : 地震 緊急地震速報 東日本大震災 スマートフォン アプリ iPhone Android アンドロイド

2020年に首都直下地震がおきる?【地震防災(一般家庭)】

今回はとても気になった先日のニュースから書きます。

「千年に一度の巨大地震の世紀」
東海・東南海・南海3連動と首都圏直下型地震も
平安時代に匹敵と地震考古学の研究者
(8/3MSN産経ニュース)


まず、記事中の仁和地震
887年におきた東海・東南海・南海が
三連動した地震といわれています。

また、記事の通り、
869年におきた貞観地震
今回の東日本大震災に
地震の規模が似ているという指摘が
研究者の方からされています。

(ご参考)「1000年に1度」の揺れ、貞観地震と酷似(3/13スポニチ)

110809類似地震1
このように、今から1,000年以上前の平安時代には、
今回の東日本大震災規模でおきた貞観地震の18年後に
東海・東南海・南海地震の三連動地震に類似した
仁和地震がおきていたのです。

(ご参考)貞観地震の1100年前はどんな時代?動乱に揺れた平安貴族
(4/18日本経済新聞)


さらに、貞観地震前後には
マグニチュード7クラスの地震がおきていた点も、
近年地震被害のあった1983年の日本海中部地震
1995年の阪神淡路大震災に似ているという指摘もされています。

加えて、貞観地震から9年後となる878年には
マグニチュード7以上の地震が関東南部で
おきていたことも指摘されています。


110809類似地震2
仮に、平安時代と同間隔で地震がおきるとすると、
9年後の2020年には首都直下地震がおこり、
18年後の2029年には東海・東南海・南海の
三連動地震
がおこるということになります。


地震には繰り返し起きる周期性のあるものと
全く予測が出来ないものと大きく2種類ありますが、
後者においても、たとえば
「大きな地震のあとには同規模の余震があることが多い」
と言った共通のパターンを見出すことは可能です。

そういったことから、過去の地震発生の歴史を学び、
地震に対する備えをしておく
、ということが
地震対策において重要だと言えるのです。

皆さんは巨大地震への心構えをされていますか?


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TAG : 東日本大震災 東海・東南海・南海地震 三連動地震 地震の歴史

海に面していないのに津波の被害を受けた?【地震防災(一般家庭)】

東日本大震災から3か月が経過しましたが、今回の震災は、
地震・津波・原発・液状化と様々な形で被害を及ぼした
「広域かつ複合的な災害」だったこともあり、
復旧がまだまだ間に合っていません。

実はあまり知られていませんが、この「複合的な災害」の中に、
福島県の内陸部、山の中で、まさしく津波被害に遭ったように
家屋が流されて7名が亡くなった
という被害がありました。

これは、巨大な津波が内陸部まで達した、
ということではなく、実はダムの決壊によるものでした。

福島県須賀川市長沼地区
山間襲ったもう一つの「津波」被害
(4/26 産経ニュース)

内陸部のダムも決壊していた
福島・須賀川、7人が犠牲
(5/3 asahi.com)

東北地方太平洋沖地震 藤沼ダム(藤沼湖) 決壊被害 1/3




また、平成20年の宮城県内陸地震の際には
こんなことも起こっていました。

荒砥沢ダム上流部からの土砂、ダム湖に流入して3mの津波に

岩手・宮城内陸地震で起きた荒砥沢(あらとざわ)ダム(宮城県栗原市栗駒)上流部の大規模な地滑りで、土砂の一部がダム湖(有効貯水量1351万トン)に流入し、高さ約3メートルの津波を発生させていたことがわかった。
専門家は、さらに大量の土砂が湖面を直撃していれば、津波がダムを越え、下流域に大きな被害が出る恐れもあったと指摘している。
(中略)
栗駒山周辺は地滑り地帯が多いが、ダムえん堤付近は地滑り地帯を外れるように設計されていた。一方で、ダムを設計した東北農政局は「地滑りで津波が起きることは想定していなかった」とする。同県河川課は、ダムえん堤の安全性に問題は見つかっていないと説明している。
イタリア北部のバイヨントダムでは1963年、豪雨による大規模な地滑りで津波が発生。ダムを越えた津波は濁流となって下流域を襲い、約2600人が死亡した。宮城部長は「今回は間一髪、大惨事を免れた」と指摘。京大防災研究所の釜井俊孝教授も「土砂の流入量が数倍大きいか、流入した場所の水深が深ければ、津波がダムを越えた可能性が高い」と話す。

引用元:Yomiuri.On-line(現在は載っていない)
参照元:岩手・宮城内陸地震の関連情報-いさぼうネット

dam.jpg
地震発生当日の2008年6月14日 共同通信社ヘリ撮影
引用元:づれづれ草


まさしく「本物の津波」が内陸部でも起き得るという、驚きのニュースです。

お住まいの近くにダム等がある場合は、
どの程度地震を想定して作ったものであるかを
確認しておく
必要があると考えます。


また、各自治体もこういった複合災害の想定見直しに動いています。

香川県、ため池にハザードマップ
地震で決壊に備え
(6/21 日経新聞)


自治体だけでなく、各家庭においても
様々な被害をあらかじめ想定して、
災害対策すること
が求められているといえましょう。



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TAG : 地震 東日本大震災 ダム 津波 内陸 決壊

災害時役立つアプリradiko.jp!さらにそれを超える意外なメディア!【地震防災(一般家庭)】

東日本大震災から3か月が経過しましたが、
福島第一原発の事故の関係もあり、
まだまだ復旧できていない被災地が多く残されています。
官民一体となった迅速な復旧活動を期待します。


さて、今回は災害情報の伝達について投稿します。
きっかけはこちらのニュース

津波警報の上方修正、4~8割に伝わらず NPO調査
(6/9 日本経済新聞)

この記事のポイントは
「普段接しているメディアが地震によって故障や不通になった結果、
リアルタイムに知るべき情報を得ることができなかった」
というところにあります。


では、災害に強く、リアルタイム性があるメディアとはなんでしょうか?

それは、主にはラジオ、携帯電話であると考えます。

①ラジオ
(主な特長)
・無線による情報発信であり、災害への耐性が高い
・広域に情報発信することも可能。
・操作が容易。
・情報の正確性にも一定以上の担保がある。

②携帯電話
・無線やインターネットを介した情報発信であり、災害への耐性が高い。
・広域に情報発信することも可能。
・携帯性に特に優れている。

さらに最近では、この2つのメディアを組み合わせた
スマートフォン向けアプリradiko.jp」もあります。


(ご参考)
緊急地震速報や伝言板、テレビ・ラジオなど、災害時に役立つiPhoneアプリ20選
radiko紹介ページ
(日経トレンディネット)


ただ、これらのメディアによる情報伝達よりも
実は有効な手法があることを忘れていないでしょうか?

その手法とは、いわゆるご近所の「口コミ」です。

災害の危険に気が付いた人が
大声で近所の人に避難を呼びかけるという手法は、
河田惠昭教授(関西大学)が著書「津波災害」※でも書かれている通り、
最も速報性があり、災害対策として効果のある
情報伝達手段ではあると実感しました。

津波災害――減災社会を築く (岩波新書)/河田惠昭

こちらは陸前高田市の消防団員の方が
津波襲来の直前まで避難を呼びかけている動画です。

僅かな避難の遅れで生死が別れる極限の状況では
いかに「速く」情報が伝わるかが最も重要です。

多くの方が避難のきっかけとして、
「ご近所さんに言われたから」という理由を挙げています。
ツールが発達する現在においても、
防災の原点に立ち返り、声掛けの重要性に目を向けることが
大切だと考えます。

(ご参考)
津波からの避難は警報や揺れの大きさがきっかけ。
でも逃げ始めるタイミングは……

(5/6 Garbagenews)


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