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掛金が高いから地震保険は不要?【保険】

先日、
「地震保険加入行動におけるコンテクスト効果」(一橋大学・佐藤主光、齋藤誠)
という論文を読みました。
論文の全文はこちら

この論文では、
「なぜ、地震保険が普及しないのか?」
「地震保険の選択にどのような行動的なゆがみがあるのか?」
「どうすれば行動的なゆがみを是正し、普及を促すことができるのか?」
という点が考察されており、弊協議会にとって大変注目すべきものでした。

そのうち、今回は2008年に行われたアンケートについて考えてみます。
この調査では
・ 持ち家世帯の79%が大地震への危機意識を持っている
・ 地震保険加入者の88%、未加入者の48%が地震保険加入の
 必要性を感じている

という結果が出ている一方
・ 所得が低くなるとともに地震保険加入率が低くなる傾向がある
・ 耐震性の低い住宅ほど、地震保険加入率が低い
という?がつく結果が出ています。

大地震で被災した場合、
家計への影響が大きいのは、所得の低い世帯でしょうし、
耐震性の低い住宅ほど被災する確率が高くなるにもかかわらず、
なぜ、このような結果となっているのでしょう。

この調査で地震保険に加入しない理由としてもっとも多かったのは
「保険料が高い」というものでした。
地震保険料については決して高いといえないにもかかわらず、
世間で誤認されていることは大変残念な結果だといえます。

また、地震保険未加入者の間では、
自己保険(預貯金の取崩しや借入れなど)や
公的支援に依存する傾向が強いとのことです。
このことは、公的支援(被災者生活再建支援制度)に対する正しい理解が
さらに求められているということでしょう。

次回は同論文の2009年アンケート結果について書きます。

追伸
被災経験が地震保険加入を促進する方向に働いていない
という結果も気になりました。
地震の被災経験を風化させない活動に取組む重要性を
再認識しました。
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