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地震が予知できなくて起訴?【地震】

3月11日の東日本大震災からもうすぐ
3ヶ月が過ぎようとしています。
依然として行方不明者は8,000人を超え、
10万人を越える方々が避難所生活を
余儀なくされています。
一日も早い、被災地の復旧を引続き祈念します。



さて、今回のブログ投稿のきっかけは
こちらのニュースからでした。

地震予知誤った学者ら起訴
イタリア、発生6日前に安全宣言
(5/26中日新聞)

地震予知失敗で専門家起訴
過失致死罪で-イタリア
(5/26時事ドットコム)

このニュースのポイントは、
地震予知をめぐり専門家が「過失致死傷罪」という
刑事責任を問われていること、
災害対策委が大地震の6日前に
「安全宣言」を出したことにあります。

ではまず、「過失致死傷罪」とは
どのような罪なのでしょうか?

「過失致死傷罪」とは、
その要件として暴行や傷害の故意がなく、
死傷の結果について「過失」があることとされています。

さらに、法律用語としての「過失」とは、
ある事実を認識・予見することができたにもかかわらず、
注意を怠って認識・予見しなかった心理状態、
あるいは結果の回避が可能だったにもかかわらず、
回避するための行為を怠ったこととされています。

さて、今回のイタリアラクイラ地震で災害対策委は、
地震が発生するという事実を認識・予見することは
可能だったのでしょうか?


2009/4/6イタリア・ラクイラ地震について
イタリア地震による死者130人超、首相は非常事態宣言(ロイター)

一般的に、地震を予見する≒地震予知については
大変難しいといわれています。
(気象庁ホームページ「地震予知について」より抜粋)

地震を予知するということは、地震の起こる時、場所、大きさの三つの要素を精度よく限定して予測することです。
時を限定するためには、地震の予測される地域で科学的な観測が十分に行われ、常時監視体制が整っていることが欠かせません。そのような体制が整っていて予知のできる可能性があるのは、現在のところ(場所)駿河湾付近からその沖合いを震源とする、(大きさ)マグニチュード8クラスのいわゆる「東海地震」だけです。それ以外の地震については直前に予知できるほど現在の科学技術が進んでいません


全文はこちら

イタリアで地震監視体制が整っているという
情報は見あたりませんので、やはり、
地震が発生するという事実を認識・予見することは
難しかった
のではないでしょうか?


ただ、地震の6日前に災害対策委が
「安全宣言」を出したことには疑問符が浮かびます。
「安全宣言」をなぜ、どのように出したのか
その宣言はどのようなものだったのかは残念ながらわかりません。

『地震の予知はできないので「安全宣言」は出せない』という
お役所的な結論であれば、訴えられることもなかったのでは?
とも思いました。

このニュースからもわかるように
不確実な地震予知・予測に頼り、
地震対策を行うことはできません


毎度の結論となりますが、
日ごろから地震に対して備えておくこと
やはり重要であると実感したニュースでした。


※追伸
この投稿をするにあたり、情報収集していたところ
ジュリアーニ氏という研究者がラドンガス濃度を研究し、
この地震の予知をしていたという記事を見つけたことも
報告しておきます。

ラドンガス濃度でイタリア地震を
予知したかもしれない科学者
(kandoの日記より)
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テーマ : 雑学・情報 - ジャンル : 学問・文化・芸術

TAG : イタリア 地震 地震予知 震災

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